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シェルスクリプト

シェルスクリプトとは、Linuxコマンドをまとめて実行するためのファイルである。 繰り返しコマンドを実行する場合や、時間のかかる処理を自動で実行する場合に便利である。

  1. シェルスクリプトの書き方
  2. 変数
  3. 繰り返し処理
  4. シェルスクリプトの実行方法

シェルスクリプトの書き方

シェルスクリプトは基本的に実行したいコマンドを並べて書いていけばよく、ファイルの拡張子は.shで作成する。 ただし、コマンドを書く前の最初の一行には#!/bin/bashと記述する。

test.sh

#!/bin/bash # ここからコマンドを記述する echo Hello World

変数

シェルスクリプトでは変数を使用できる。 変数は等号「=」を用いて代入を行い、「$」をつけて展開する。 なお、ホームディレクトリへのパスは${HOME}とすることで取得できる。

test.sh

#!/bin/bash # 変数textを使用する text="Hello World" echo ${text}

繰り返し処理

シェルスクリプトでの繰り返し処理はfor文を使用して実行する。 for文の書き方は以下の例の通りである。

test.sh

#!/bin/bash # for文で繰り返し処理をする for i in 0 1 2 3 4; do showNum=number:${i} echo ${showNum} done

書式はfor 変数 in 範囲; do コマンド doneである。 範囲の部分は様々な書き方があるが、連続する番号の場合はブレース展開を使用すると簡単に書ける。

test.sh

#!/bin/bash # ブレース展開を使用した場合(0から4まで連番) for i in {0..4}; do showNum=number:${i} echo ${showNum} done

シェルスクリプトの実行方法

シェルスクリプトは実行権を付与した後、bash シェルスクリプト名で実行できる。

chmod 755 test.sh
bash test.sh

bashの部分はshでも可。

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